「文庫本」「新書」「四六判」「単行本」——本のサイズにはいろいろな呼び名がありますが、実際の寸法を答えられる人は少ないのではないでしょうか。この記事では、本の判型(サイズ)を一覧で紹介します。本棚選びや自費出版の判型選びにも役立ちます。

まず結論:よく見る本のサイズ早見表

判型mm(約)cm(約)主な本
文庫判105 × 14810.5 × 14.8文庫本
新書判103 × 18210.3 × 18.2新書
小B6判112 × 17411.2 × 17.4少年・少女コミック
四六判127 × 18812.7 × 18.8小説の単行本・ビジネス書
A5判148 × 21014.8 × 21.0教科書・専門書
B5判182 × 25718.2 × 25.7週刊誌・一般雑誌

文庫ははがきとほぼ同じ大きさ、小説の単行本は四六判が多いと覚えておくと便利です。

本のサイズ(判型)一覧

判型サイズ(mm・約)主な本
文庫判(A6)105 × 148文庫本全般
新書判103 × 182 前後新書
小B6判112 × 174少年・少女コミック
B6判128 × 182青年コミック単行本など
四六判(しろくばん)127 × 188小説の単行本・ビジネス書
A5判148 × 210教科書・専門書・文芸誌
菊判(きくばん)152 × 218 前後学術書などの単行本
B5判182 × 257週刊誌・一般雑誌
A4判210 × 297写真集・ムック・大型雑誌
AB判210 × 257女性誌など大判雑誌

※新書判・菊判は出版社によって数mmの違いがあります。新書判は辞典でも「約182×103mm」「縦173mm・横106mm前後」などと幅があります。

主要な判型を詳しく

文庫判(105×148mm)—— 最も身近なサイズ

A6サイズと同じで、はがき(100×148mm)とほぼ同じ大きさです。片手で持てて、持ち歩きやすいのが特徴です。

新書判(約103×182mm)—— 縦長のスリム判

文庫と同じくらいの幅で、縦だけ長いのが新書判です。少年・少女コミックの単行本は、これより少し幅の広い小B6判(112×174mm)が多く使われます。

四六判(127×188mm)—— 単行本の王道

文芸書などの単行本やビジネス書に使われる判型です。原紙を32に折って作った本の大きさが4寸2分×6寸2分(約127×188mm)だったことから、四六判と呼ばれるようになりました。

A5判(148×210mm)—— 実用書・専門書の定番

A4の半分のサイズ。図表を大きく載せられるため、参考書・技術書・学術書に多く使われます。

本のサイズと本棚の関係

本棚を選ぶときは、収納したい本の高さに2〜3cmの余裕を足して、棚の内寸を考えると出し入れしやすくなります(下の表はこの考え方で計算した目安です)。

収納したい本必要な棚の内寸(高さ)
文庫本(高さ148mm)約17cm以上
新書・コミック(〜182mm)約21cm以上
四六判・A5(〜210mm)約24cm以上
A4・雑誌(〜297mm)約32cm以上

よくある質問

Q. 文庫本とコミックはどちらが大きい?

少年・少女コミック(小B6判・約112×174mm)の方が、文庫(105×148mm)より縦に約2.6cm大きいです。同じ本棚の段に混ぜると高さが揃いません。

Q. 「単行本」というのはサイズの名前?

いいえ。単行本は「雑誌や全集ではなく単独で刊行された本」という意味で、サイズは四六判やB6判などさまざまです。

まとめ

  • 文庫は105×148mm(A6)、はがきとほぼ同サイズ
  • 小説の単行本に多いのは四六判(127×188mm)
  • 少年・少女コミックは小B6判(112×174mm)で、新書判より少し幅が広い
  • 本棚は「本の高さ+2〜3cm」の内寸を目安に選ぶ

参考にした資料